巷で噂のPaxDeiをプレイしてみました。
もっとプレイ人口が増えてほしいので、レビューを書いてみました。
それではいってみよう。
PaxDeiの概要
引用元:PaxDei
リリース日 | 2024年06月18日 |
開発元 | Mainframe Industries |
パブリッシャー | Mainframe Industries, New Tales |
値段 | 5,900円 |
日本語対応 | なし |
NPCがいないことが最大の特徴な中世MMO。魔法もあるらしい。
現在は早期アクセスのため未実装のコンテンツが数多くありますが、公式サイトでロードマップが公開されています。
引用元:PaxDei公式サイト
英語なので分かりづらいけど、農業とか経済とか色々追加されるみたい。
日本語対応していないことと、早期アクセスで未実装のコンテンツが多いことと、値段が強気なせいで人におすすめしづらいけど、私は現段階でもとても楽しめています。
パッケージが3つあるけど、どれを買えばいいの?
PaxDeiには3種類のパッケージがありますが、最初は一番安いやつでいいと思います。
値段による違いは所有できる土地の数とキャラクター数と追加の家具のレシピですが、まずは安い通常のパックでゲームを遊んでみた方がいいかも。
面白かったら後から追加でDLCとして購入が可能なので、通常版を買ったから損するとかはありません。
雰囲気がめっちゃ良い
引用元:PaxDei
個人的にPaxDeiの一番好きなところは雰囲気かもしれません。
世界観という言葉を遣うか迷いましたが、それだとストーリーとか設定だと捉える方もいるかもしれないと思ったので、雰囲気と表現しました。
どちらかというとグラフィックとかライティングなのかな。
ふんわりとした表現でごめんなさい。でもPaxDeiの雰囲気はとても良いんです。
景色が綺麗な場所が多いし、そこらへんにある建造物は大体誰かが住んでる場所です。
散歩しながら遠くにある建物を眺めているだけでも楽しさが味わえるゲームってすごい。
自分も頑張って可愛いお家を作りたいと思ってしまいます。
ゲームの映像も風景も良いので、普通の家を作るだけでもとても映える感じになります。
最近は寝る前にどんな建築をしようかずっと考えています。
ゆるく他人の存在を感じられる
引用元:PaxDei
上の項目でも少し触れましたが、人工的な建物のほとんどはプレイヤーが活動している拠点だったりします。(中には放棄された拠点だったりMobのスポーンポイントだったりがありますが)
NPCがいないからこそ、ほぼ確実にプレイヤーの物だと判断できて、そこに他人がいるということを実感できます。
全部中身がいるプレイヤーってすごいな~。
アイテムが欲しかったら自分でゲットするか、他人に貰うかしかないんですよ。
NPCから買えばいいや、じゃないんです。
私も先日、欲しいアイテムがあったので他のプレイヤーの方にお願いして譲っていただきました。
もちろん、心ばかりのお礼の品(そこらへんで集めた物)をお渡ししました。
自分が住んでいる場所の近くでは採れないアイテムとかもあるので、そのアイテムが採れる場所に遠出して現地に住んでいる人に交渉を持ちかける…良い意味で原始的ですね。
人に話しかけるのが嫌なら、自分でゆっくり時間をかけて遠出した土地で集めてもいいんです。
他人と関わるか関わらないかを自分で決められるのは良いことですね。
経済関連の実装も予定されているので、ロードマップの内容が全て実装されたら個人的には神ゲーになるかもしれません。
資源集め、クラフト、建築、全部が楽しい
引用元:PaxDei
やってることは普通のサバイバル系のゲームと同じなんですが、PaxDeiのそれはなんか楽しいんですよ。
他のゲームでも資源集めなどは楽しいと感じるのですが、PaxDeiは特に楽しく感じる。
先ほどお伝えした通り、PaxDeiは場所によって採れるアイテムが違います。
なので、どこに住んでいても大体「そこでしか採れないアイテム」が存在します。
マップはめちゃくちゃ広いので、1カ所でしか採れないというわけではないんだけど、ある程度採れる場所が決まっているので他の土地に住んでいる人からしたら貴重だったりする。
そういう素材をトレードに使ってもいいし、何ならお店を作って特産品として売っても良い。(今はまだマーケットとかないけど)
素材も種類が多いのですが、クラフトに関してもかなりの種類があります。
鉄インゴットの加工先だけでもバーやネイル、シートにワイヤーとめちゃくちゃ数が多い。
これを楽しいと感じるかは人それぞれだとは思うけど、個人的にはGOOD。
クラフトも含めてほとんどの行動には熟練度が存在しているので、いろんな物を作っているうちにクラフトのレベルが上がっていくのも楽しいです。
クラフトのレベルが上がると難しい物を作る時の成功率が上がるので「○○が欲しいから、あそこに住んでる職人プレイヤーに依頼しよう!」ということも、もしかしたらどこかの世界線で存在しているかもしれません。
伝説の鍛冶屋になる日も来るかも。
引用元:PaxDei
建築に関してはパーツ数はそこまで多くはないものの、PaxDeiの美麗グラフィックも相まって普通の建築でもすごく可愛く見えたりします。
装飾の種類が多いので、小物や鉢植えを置いてデコレーション出来るのも良い点です。
ただ、作業台の種類が多いので拠点はどうしても大きくなりがち。
個人的には森の奥とかでちっちゃい小屋に住みたいのですが、それを拠点にするのは難しそう。
その代わり、複数のプレイヤーが集まって街などを作るのにはめちゃくちゃ向いてると思う。
日本語対応について
英語アレルギーの人が多い日本人にとって最大のネックだと思う。
でもゲームを進める上ではそこまで困らないかも。
私も英語が得意な方ではありませんがなんとかなってます。
困るとしたら他プレイヤーとのコミュニケーション面かも。
と言っても、アジアサーバーがあるので他のプレイヤーも英語が母国語ではない人が多いと思うから適当イングリッシュでもわりとなんとかなるかも。
アジアサーバーの話をしたので、ついでにサーバーのことを書いておくと、アジア以外のサーバーはサーバーステータスがhighになっていますが、アジアサーバーだけmediumだったりします。
アジアでも人気出ろ~。
現在対応していない言語に関しても追加していくらしいので日本語対応にも期待。
不安要素
PaxDeiに関して不安な点もあります。
個人的に思ってるだけなので、チラ裏だと思って読むか、読み飛ばしてください。
PaxDeiの参入障壁として
- 強気な価格設定
- 日本語非対応
- コンテンツの大半が未実装
- たぶん正式までに1度ワイプ(初期化)が控えている
という点があると思います。
ロードマップの内容が全て実装されればシステム的には神ゲーになると思います。
ですが、もしそれが数年後とかだったら過疎ってないか不安。特にアジアサーバー。
数年前にリリースされたゲームの大型アップデートに関する情報を見ても、自分だったら「プレイしてみようかな」とはならないかも。
もちろんもっと早い段階でシステム的神ゲーになる可能性もあるので、杞憂に終わるかもしれませんが。
せめてワイプがなければなぁ。
ワイプが来るからやらないって人もいるでしょ。俺がそうだったもん。
ワイプする必要なしの状態でリリースしてほしかったというのが本音。
あと経済関連未実装って、個人的にはそこが一番大事だと思うのですが!!!!
追記:
PaxDeiの公式サイトを見たらワイプに関しての言及がありました。
ワイプは部分的になるように努めるらしいです。
ワールドの地形を変更する場合はプロット(領土)のリセットのみ、スキルやクラフト関連の変更の場合はキャラクターのリセットのみ、みたいな感じになるらしいです。
何がリセットされるかは分かりませんが、何かしらデータとして残る可能性があるなら現段階でプレイするのも意味があるかも。
もちろん全部ワイプの可能性もあると思うけど。
まとめ
最後にネガティブなことを書きましたが、現時点でもめちゃくちゃ面白いです。
シングルプレイのゲームよりMMOが好きだけど、MMOをプレイしてもあまり人と関わらずに結局ソロプレイしちゃうタイプの人におすすめです。
もちろんどこかの集団に属してガチでプレイするのもありだと思うけど。
現在はコンテンツの大半が未実装だけど、ロードマップ通りになれば神ゲーになれると信じてます。
でもとにかく過疎が怖い。
現時点ではおすすめしづらいとは言ったけど、プレイ人口が増えてほしいのでおすすめします。
おすすめしづらいけどおすすめします。
騙されたと思って騙されてください。
将来的にお店が作れるようになったら、田舎にお店を作ってひっそりと商売したいなぁ。
PaxDeiの購入は公式サイトかSteamからどうぞ。